どんな人が内視鏡室看護師に向いてる?

内視鏡室看護師とは、内視鏡を利用した診察に関してサポートをする看護師のことです。勤務する環境によって仕事内容は異なってきますが、主に患者の介助や医療機器の洗浄・管理、患者の家族に対する説明や精神的なサポートを行います。内視鏡による検査は、比較的短い時間で終わるケースが多いものです。しかし、その短い時間でも検査や治療と聞くと不安を抱えてしまう患者が少なくありません。そのため、そのような患者の気持ちを瞬時に読み取って声をかけ、適切な処理を行うスキルが内視鏡室看護師にとって大切な要素といえるでしょう。

また、1日に10件以上の検査や治療を行うケースもあるため、与えられた仕事をテキパキとこなし、時間通りに動けることも重要なポイントです。医師が求めていることを先読みして動く、判断力が求められます。医療技術は日々進歩しており、内視鏡で用いられる機器についても次々に改良されていくので、機器を日常的に使用する看護師もその進歩についていかなくてはいけません。常に自分の技術のアップデートを続けようと考える勉強熱心な人も、内視鏡看護師に向いている人だといえるでしょう。さらに、夜勤や残業が少ない内視鏡看護師は、比較的ワークスタイルの融通を利かせやすい仕事といえます。ワークライフバランスを取りやすいので、子育てや介護と両立させたい人にもおすすめです。ワークライフバランスを崩したくない人は、ぜひ内視鏡看護師を目指してみるのもよいでしょう。